何度もぼくはキラキラを

 依然不安定ですが先日アマゾンより届いた『時をかける少女』を観てまた元気を貰いました。もちろん大林監督の時かけも傑作である。胸を打つ切なさを与えるラストシーンはひとつの作品として見事な幕引きとなっていた。しかし細田監督は作品としての完成度はもとより現在という時代の気分までをも取り込むことで、作品の結末を未来に向けて開かれたものとして描いた。存在を圧倒するほど眼前に広げられた青空と入道雲の力強さに、何があろうとまず飛び込むべき希望に満ちた明日があるのだということを黙して語らせる。ぼくたち時は止められないがターニングポイントにはいつだって立てる。それは自分で決めるものだ。今はこのまっとうさが本当に頼もしいのです。
 あと本日は買い物等。チャットモンチーの『シャングリラ』『耳鳴り』、あとdetune.の『わ・を・ん』を買った。ポップポップ。