ぼくたちたまに話す程度でいいなんて思わない

 ご機嫌いかが? 今日はカフェで読書等。どこか上の空だったのは、今年の春から入社してきた新人の女の子が気になっているからである。この二週間彼女の指導役としてずっと付きっきりだったのがいけない。小柄で一見大人しそうな印象だが話すと思いのほか気丈な子で、充実した人生を送ってきた者の聡明な輝きと、それを鼻にかけない自然で素直な空気が同居していて、ときどきこぼれる笑顔にすっかり惹かれてしまったようなのだ。ぼくはまっすぐ健気に生きている子が好みらしい! 但しあいにく恋人アリ。それより身近な問題として研修を終えてしまった為にぼくが話しかけていい理由が失われつつあって、背中越しに笑い声を聴いたりすると気が気でなく、なんて浅ましい嫉妬心だと自己嫌悪に陥ったり……そのおかげで不安定な日々だったのだが、今はすこし前向きに純粋な興味でもって遊びに誘える関係が作れたらなと考えています。
 作品に対して無理した態度になっていることに気がついた。まだまだ好奇心が足りないな。
 LapinさんのDJMIXが素敵。元気出ました。