日々

明日は、いつもの僕さ

Hang Reviewers Highのソメルさんより、リンクを張っていただいた。作品に正対する姿勢を失わずに一貫された態度で書き連ねられていく力強い文章を読んで、一読者として感服するばかりだった素晴らしいサイトであるだけに、驚きと喜びでいっぱいだ。 ところ…

のび太の結婚前夜

恋による相変わらず不安定な情況のなか、せっかくの連休を入院患者のような気分で過ごしてしまうことを憂い、気晴らしに友人と飲みに出かけたり、兼ねてより欲しかったCDJの購入を検討すべく必要な機材の情報収集などに没頭することでやり過ごしていた。それ…

何度もぼくはキラキラを

依然不安定ですが先日アマゾンより届いた『時をかける少女』を観てまた元気を貰いました。もちろん大林監督の時かけも傑作である。胸を打つ切なさを与えるラストシーンはひとつの作品として見事な幕引きとなっていた。しかし細田監督は作品としての完成度は…

ぼくたちたまに話す程度でいいなんて思わない

ご機嫌いかが? 今日はカフェで読書等。どこか上の空だったのは、今年の春から入社してきた新人の女の子が気になっているからである。この二週間彼女の指導役としてずっと付きっきりだったのがいけない。小柄で一見大人しそうな印象だが話すと思いのほか気丈…

瀉血ごと散りゆく櫻ひとひらひら

昨日から頭が重たい。なかに重油が溜まっていて傾けるたびにゆらりゆらりと酩酊にも似た感覚だ。その為午前中の入社式を終えたあとは家に帰ってなんとなく横になったり本を読んだりしていた。帰りがけにいくつかビデオを借りた。ルイ・マルの『鬼火』をまた…

リピートする絶望、リピートしろ希望

『まなびストレート!』について書いた文章を会社に置き忘れてしまった。推敲する予定が明日に待ちぼうけである。ともあれこの作品については、稚拙であろうと是非を問わず書かなければならないと感じていた。ぼくはぐんぐんと太陽に向かって握手したい。 と…

窓はいつも開けておけ、寒くなければ。

本棚を買った。床に平積みしていた本は、すでに相当のスペースを占めていた。ぼくの部屋は縦長でクローゼットが多く、壁面の一部が迫り出しているから、家具を置くのにけっこう苦労する。そのためレイアウトを変更しなければならなかったのだが、どうせだか…